陶器はお花との相性がとても良いものです。
花瓶のどっしりとした重厚感とたおやかな草花とのバランスは見る人の心を和ませてくれます。また、気品あるアンティークの陶器でしたら、お客様をお迎えする玄関先にもピッタリでしょう。陶器製の花瓶はガラスやプラスチック製のものに比べると温かみが感じられて、お花のナチュラルな雰囲気を十分に引き立ててくれます。和風や北欧風、ヨーロッパのアンティーク風など飾るお花によって使い分けるのも楽しいのではないでしょうか。
陶器の植木鉢は水分を浸透しやすく乾きも早いので、植栽にとってはふさわしい素材といえるでしょう。ある程度の重さがあるので安定感はありますが、大きいものだと土の重さも加わって重量感が増すので移動が困難になる場合もあります。
全体の重さや植物とのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。
陶器の植木鉢の中でもテラコッタ製の鉢は鉢自体に通気口のような小さな穴が無数に開いており、通気性や保温性に優れています。プラスチック製の植木鉢に比べると中の土が自然に乾くので、植物にとって良い環境を保つことができるのでおすすめです。外国製のものも多く出回っており、素朴でシンプルなためどんなイメージのお庭にも似合います。一方、釉薬で塗装された陶器はデザイン性が高くインテリアとして室内に置いても映えるので、観葉植物などにピッタリだといえるでしょう。表面の塗装が耐水性を高めているので屋外でも使用しやすいです。